9月11日の金価格・金価格動向

金小売り価格 7,364円/g

昨日のニューヨーク貴金属市場の金は続伸。米労働省が朝方発表した週間新規失業保険申請件数は、市場予想に比べて多く、新型コロナウイルスの感染拡大が続く中で高止まりしていることが示された。また、欧州中央銀行(ECB)は定例理事会で、政策金利の据え置きと大規模な金融緩和策の維持を決定。市場予想通りの結果ながら、記者会見を行ったラガルド総裁はユーロ高対策について言及しなかったことで、外国為替市場では対ドルでのユーロ買いが進行。ドル建てで取引される金の割安感から上昇した。ただ、午後にかけてユーロ買い・ドル売りの流れが一服すると、上げ幅を一部削る展開となった。

2020年9月11日更新

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