3月12日の金価格・金価格動向

金小売り価格 6,682円/g

昨日のニューヨーク貴金属市場の金はほぼ横ばい。米長期金利は1.5%台で推移。ただ、米労働省が朝方発表した週間新規失業保険申請件数が2週ぶりに改善し、市場予想を下回る水準となったため、一部で景気回復に伴うインフレ高進で長期金利が再び上昇するとの警戒感が再燃。金はインフレヘッジ手段とされる半面、金利上昇局面では金利を生まない資産として魅力の低下が意識されることもあり、ほぼ横ばい。一時1716.80ドルまで下落した。ただ、売り一巡後は安値拾いや買い戻しが入り、小幅ながらプラス圏に浮上。外国為替市場で、ドルが対ユーロで徐々に軟化し、ドル建てで取引される金に割安感が生じたことも支援材料となった

2021年3月12日更新

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