3月22日の金価格・金価格動向

金小売り価格 6,752円/g

先週末のニューヨーク貴金属市場の金は続伸。米長期金利の指標である10年物国債利回りは朝方、1.75%近辺に再び上昇した後は、前日終盤付近の水準へ押し戻される動き。最近の長期金利上昇は、金利を生まない資産である金の重しとなり続伸した。景気回復に伴うインフレ高進への警戒感がくすぶっており、インフレヘッジ目的の金需要も根強い。米連邦準備制度理事会(FRB)は17日公表した経済見通しで、少なくとも2023年末まで金融緩和政策を維持することを改めて示した。早期利上げ観測が後退したことも依然、金の下値を支えたもよう。外国為替市場では終盤にかけて、ドルが対ユーロで軟化。ドル建てで取引される金などの商品の割高感が薄れたことも、金の買い戻しを幾分、後押しした

2021年3月22日更新

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