3月29日の金価格・金価格動向

金小売り価格 6,754円/g

先週末のニューヨーク貴金属市場の金は反発。バイデン米大統領が前日の記者会見で、新型コロナウイルスワクチンの普及加速に加え、インフラ整備などのテーマに取り組む方針を表明したことを受け、朝方はリスク選好ムードが拡大。米長期金利やドルの上昇に押され、金は横ばい圏付近で推移した。しかし、その後に金利上昇が一服すると、ドルも対ユーロで軟調となり、割高感の薄れた金に買いが入り、反発した。2月の個人消費・所得、ミシガン大調査の3月の消費者景況感などの米経済指標が発表されたが、いずれも想定の範囲内と受け止められ、相場の反応は限定的だった

2021年3月29日更新

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