4月8日の金価格・金価格動向

金小売り価格 6,795円/g

昨日のニューヨーク貴金属市場の金は反落。米労働省が6日に発表した2月の雇用動態調査(JOLTS)によると、求人件数は市場予想に反して増加し、2年ぶりの高水準となった。2日発表の米雇用統計と合わせ、労働市場の改善トレンドが確認されたとして、景気の先行きに対する楽観的な見方が拡大。安全資産とされる金は売られ、早朝には一時1731.20ドルの安値を付け、5営業日ぶりに反落した。ただ、3月中旬に開催されたFOMC議事要旨の公表を午後に控え、その後は持ち高調整の売買が中心。金塊相場に影響する金利動向に関する見解などに注目が集まる中、相場はじりじりと下げ幅を縮小した。

2021年4月8日更新

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