5月21日の金価格・金価格動向

金小売り価格 7,253円/g

昨日のニューヨーク貴金属市場の金は続伸。長期金利の指標となる10年物米国債利回りが1.63%近辺と、前日終盤の1.67%から低下する中で、ドルが対ユーロで下落。金は、ドル建てで取引される商品としての割安感から買われやすく、小幅ながら6営業日続伸した。インフレ懸念がくすぶっていることも、ヘッジ目的としての金買い意欲を支えている。この日朝方発表された5月のフィラデルフィア連銀製造業景況指数は低下したものの、週間の新規失業保険申請は改善。強弱まちまちの結果で指標への市場の反応は限定的だった。

2021年5月21日更新

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