5月31日の金価格・金価格動向

金小売り価格 7,431円/g

先週末のニューヨーク貴金属市場の金は反発。米商務省が朝方発表した4月の米個人消費支出(PCE)物価指数は、前年同月比3.6%上昇し、伸び率は約12年半ぶりの大きさとなった。発表直後に金は売り買いが交錯したが、インフレ上昇は一時的との見方などから米長期金利が低下すると、それまでのドル買いが反転し、反発した。ドル安の動きを受けて金が買われ、1900ドル台を再び回復した。バイデン米大統領はこの日、就任後初めての予算教書発表。大規模なインフラ投資などで景気回復が加速すれば、インフレ懸念が強まり、金相場の上昇要因になるとの見方も相場を支えた

2021年5月31日更新

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