7月16日の金価格・金価格動向

金小売り価格 7,157円/g

昨日のニューヨーク貴金属市場の金は続伸。パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長は前日、量的緩和策の縮小条件へは「まだ遠い」と明言。FRBが当面景気支援を継続するとの見方から、インフレヘッジとしての金の魅力が高まり、買いが優勢となり、3日続伸した。ただ、この日は対ユーロでドルが上昇。ドル建てで取引される金などの商品の割高感につながり、金の圧迫材料となった。朝方にニューヨーク、フィラデルフィアの両連銀が発表した7月の製造業景況指数や、労働省の新規失業保険申請件数は強弱まちまちとなり、相場の反応は限定的だった。

2021年7月16日更新

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