8月18日の金価格・金価格動向

金小売り価格 6,990円/g

昨日のニューヨーク貴金属市場の金は反落。外国為替市場では、強弱まちまちの米経済指標を受けてドル買い・ユーロ売りが活発化。ドル建てで取引される商品に割高感が生じ、金も圧迫された。ただ、1782ドル近辺では下げ渋った。米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨(7月27、28日開催分)の公表を翌18日に控え、様子見ムードが広がった。このほか、地政学リスクも金相場の下値を支える一因。アフガニスタン情勢は通常、金相場の材料にはならないが、イスラム主義組織タリバンによるアフガン全土の掌握が想定よりも迅速だったことは、安全資産として多少なりとも間接的な支援要因になった可能性があるとの指摘も聞かれた。

2021年8月18日更新

まずはお気軽にお問い合わせ下さい
電話:03-3558-0888
Eメール:gold@seiyudo.com

金価格・金価格動向