8月27日の金価格・金価格動向

金小売り価格 7,038円/g

昨日のニューヨーク貴金属市場の金は上伸。中心限月の期近12月限の清算値(終値)は前日比4.2ドル高の1795.2ドル。 昨日の下落に対する買戻しが入り、一時1800ドル台を回復したが、その後は値位置を維持できずに上げ幅を縮小した。セントルイス地区連銀のブラード総裁や米ダラス連銀のカプラン総裁ら要人の発言を受け、米連邦準備制度理事会(FRB)による量的緩和の縮小(テーパリング)への思惑が強まり、対主要国通貨でのドル高が進行したことも、ドル建てNY金の上値を抑えた。 本日は、米東部時間27日午前10時(日本時間同午後11時)に、米経済シンポジウム(ジャクソンホール会議)でのパウエル米FRB議長の講演が予定されており、テーパリングについての踏み込んだ発言を行うかどうかが注目される。

2021年8月27日更新

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