8月30日の金価格・金価格動向

金小売り価格 7,111円/g

先週末のニューヨーク貴金属市場の金は続伸。反発米長期金利の指標となる10年物国債利回りが上昇し、外国為替市場では対ユーロでドル高が進行。金塊は売りが優勢となった。ただその後、パウエルFRB議長が経済シンポジウムでの講演で、量的緩和策をめぐり「年内の縮小開始」が適切と表明する一方で、量的緩和縮小開始に伴う早期利上げ観測をけん制した。市場では早期の緩和縮小に慎重との受け止めが広がり、長期金利が1.31%台に下落。対ユーロでドル安が進行し、割安感の生じた金は買いが活発化した。

2021年8月30日更新

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