10月25日の金価格・金価格動向

金小売り価格 7,255円/g

先週末のニューヨーク貴金属市場の金は反発。世界的なエネルギー価格の高騰を受けて強まっているインフレ懸念や、サプライチェーン(供給網)の混乱による景気への影響を警戒し、安全資産としての金の買いが活発化。相場は午前に一時1815.50ドルと約1カ月半ぶりの高値を付けた。しかし、米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長の講演での発言が報じられると、相場は大きく上げ幅を縮小。パウエル氏は、供給上の制約とインフレ高進は従来の想定よりも長く続く可能性が高いとしながらも、テーパリング(量的緩和の縮小)を近く開始すべきだとの見解を強調した。

2021年10月25日更新

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