3月22日の金価格・金価格動向

金小売り価格 8,226円/g

昨日のニューヨーク貴金属市場の金は横ばい。 ロシア国防省はウクライナ軍に対し、21日朝を回答期限として投降するよう要求したが、ウクライナ側は拒否。「最後通告」の受け入れ拒否を理由にロシア軍が総攻撃に出る恐れがあるとの警戒感から「質への逃避」の金買いが優勢となった。パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長が講演で、インフレが「あまりに高すぎる」と言及し、政策金利を引き締め的な水準に引き上げる必要があるとの見方を示したことから、米長期金利の指標とされる10年債利回りが一時2.3%台に上昇。金利を生まない資産である金は売り込まれ、いってこいの展開となった。

2022年3月22日更新

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