3月23日の金価格・金価格動向

金小売り価格 8,264円/g

昨日のニューヨーク貴金属市場の金は下落。米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は前日、「インフレがあまりに高すぎる」として、必要なら0.5%の大幅利上げに踏み切る方針を明言した。これを受け、次回5月の連邦公開市場委員会(FOMC)での利上げ幅が0.5%になる可能性を織り込む動きが台頭し、米金融・債券市場で金利が大幅上昇。利回りのない資産である金塊は売り圧力にさらされた。一方、市場は引き続きウクライナ紛争をめぐる情勢の悪化を懸念。ロシアによるウクライナへの軍事侵攻は24日で1カ月を迎えるものの、停戦のめどは依然として立っておらず、安全資産とされる金塊の下値を探る動きは限定的だった。

2022年3月23日更新

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