3月28日の金価格・金価格動向

金小売り価格 8,499円/g

先週末のニューヨーク貴金属市場の金は反落。米長期金利の指標である10年債利回りは一時2.5%台に上昇した。米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長らFRB高官が今週、相次いで0.5%の大幅利上げに踏み切る可能性に言及したことを受けて金融引き締め加速観測が台頭。金利を生まない資産である金塊には下押し圧力がかかり、相場は一時1942.60ドルまで下落した。ただ、安値圏では週末要因の買いも入り下げ幅を縮小。エネルギー価格高騰でインフレが長期化するとの懸念を背景にヘッジ目的の金買いも入った。ロシアによるウクライナ軍事侵攻が続く中、安全資産としての金需要も根強く下値は堅かった。

2022年3月28日更新

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