4月28日の金価格・金価格動向

金小売り価格 8,614円/g

昨日のニューヨーク貴金属市場の金は反落。前日の金塊相場は、対ユーロでのドル高などを背景に売りに押され、2カ月ぶ米連邦準備制度理事会(FRB)による連続大幅利上げ観測が広がる中、外国為替市場では対ユーロでのドル買いが加速。ドル建てで取引される金塊などの商品の割高感が強まり金の売りが活発化した。相場は、心理的な節目である1900ドル割り込むと下げ足を速め、一時1881.60ドルまで下落した。市場では、5月3~4日に開催される米連邦公開市場委員会(FOMC)まで、金は上値を抑えられる展開が続くとの見方が出ている。新型コロナウイルスの感染が再拡大する中国や欧州の景気減速懸念を背景にリスク回避手段としてドルに資金が集まりやすく、割高感から売られやすいという。

2022年4月28日更新

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