9月14日の金価格・金価格動向

金小売り価格 8,739円/g

昨日のニューヨーク貴金属市場の金は反落。米労働省がこの日発表した8月のCPIは、前月比0.1%上昇と市場予想(0.1%低下)を上回った。前年同月比でも8.3%と予想を上回る上昇率となった。これを受けてFRBが積極的な利上げを継続するとの懸念が改めて強まり、米長期金利が上昇。金利を生まない資産である金の売りが膨らんだ。対ユーロでのドル高もドル建て商品である塊の下押し材料となった。CPIの結果を受け市場では、20~21日に開催される米連邦公開市場委員会(FOMC)で75ベーシスポイント(bp)の利上げが決定される確率が80%超まで上昇した。

2022年9月14日更新

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