11月14日の金価格・金価格動向

金小売り価格 8,752円/g

先週末のニューヨーク貴金属市場の金は続伸。米労働省が10日に発表した10月の消費者物価指数(CPI)は、前年同月比7.7%上昇と、市場予想(8.0%上昇)を下回った。1月以来、9カ月ぶりの低い伸び率となり、米連邦準備制度理事会(FRB)の積極的な引き締めの効果が出始めているとの見方が台頭。CMEグループのFEDウオッチによると、12月の米連邦公開市場委員会(FOMC)での利上げ幅が50ベーシスポイント(bp)に縮小する可能性は、一時80%前後となった。これを受けて、米長期金利が低下。金利を生まない資産である金の買いを支え、相場は一時1770ドル台まで上昇した。

2022年11月14日更新

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