12月5日の金価格・金価格動向

金小売り価格 8,630円/g

先週末のニューヨーク貴金属市場の金は反落。米労働省が朝方発表した11月の雇用統計によると、失業率は前月比横ばいの3.7%。非農業部門の就業者数は26万3000人増と、伸びは市場予想(20万人増=ロイター通信調べ)を上回った。平均時給の上昇幅も予想から上振れした。このため、市場では、米連邦準備制度理事会(FRB)による金融引き締めペースの減速観測がやや後退。米利上げ局面長期化への警戒感が再燃し、金利を生まない金の保有に伴う機会費用の損失に着目した売りが先行した。

2022年12月5日更新

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