12月13日の金価格・金価格動向

金小売り価格 8,732円/g

昨日のニューヨーク貴金属市場の金は反落。この日は米長期金利の上昇を受け、対主要通貨でドル高が先行。ドル建てで取引される商品に割高感が生じ、序盤からマイナス圏で推移。米消費者物価指数(CPI)や連邦公開市場委員会(FOMC)声明発表などの重要イベントを前に、前週末までに5営業日続伸した反動から短期筋の利益確定の売りが出たとの指摘もあった。イエレン米財務長官は11日夜、米テレビでのインタビューで2023年に米国が景気後退に陥るリスクはあると明言。一方で、米インフレ率については「予想外のショックがなければ、来年末までに一層低くなる」と述べたが、金相場への影響は限定的だった。

2022年12月13日更新

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