4月14日の金価格・金価格動向

金小売り価格 9,609円/g

昨日のニューヨーク貴金属市場の金は続伸。米労働省が朝方発表した3月のCPIは、前年同月比5.0%上昇した。伸びは昨年6月をピークに9カ月連続で鈍化し、市場予想を下回った。インフレの鈍化傾向を示唆するような内容だったことから、米連邦準備制度理事会(FRB)が早期に利上げを停止するとの観測が高まり、CPI発表後に米長期金利の指標とされる10年債利回りが低下。金利を生まない資産である金の買いを促した。金利低下に伴い対主要通貨でドルが下落したことからドル建て商品である金の割安感が意識されたことも、相場の押し上げ要因となった。

2023年4月14日更新

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