4月20日の金価格・金価格動向

金小売り価格 9,561円/g

昨日のニューヨーク貴金属市場の金は反落。米長期金利の指標とされる10年債利回りが上昇したことを受け、金利を生まない資産である金が売られた。米長期金利の上昇を手掛かりに対ユーロでドルが上昇し、ドル建て商品の金の割高感が生じたことも、金の売りを促した。この日発表された3月の英消費者物価指数(CPI)はインフレの根強さを示唆するような内容だった。最近発表の米経済指標の一部が強い内容だったこともあり、FRBが5月2~3日開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)では、利上げ停止まで踏み込まないとの観測が改めて強まり、相場の頭を抑えた。

2023年4月20日更新

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