8月7日の金価格・金価格動向

金小売り価格 9,806円/g

先週末のニューヨーク貴金属市場の金は反発。米労働省がこの日発表した7月の雇用統計によると、景気動向を敏感に反映する非農業部門の就業者数は前月から18万7000人増加した。伸びは前月の18万5000人(改定)からほぼ横ばいとなったものの、市場予想の20万人は下回った。一方、失業率はわずかに改善され、平均時給の伸びは前月と変わらず引き続き高水準を維持した。全般に、労働市場の過熱感がやや薄れたことを示唆するような内容だったことから、米連邦準備制度理事会(FRB)による利上げサイクルが終了に近づいているとの見方が台頭。米長期金利が低下し、金利を生まない資産である金は買いが優勢となった。

2023年8月7日更新

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