9月4日の金価格・金価格動向

金小売り価格 10,081円/g

先週末のニューヨーク貴金属は反発。NY先物市場12月限は前営業日比1.2ドル高の1,967.1ドル。取引レンジは1,960.7ドル〜1,980.2ドル。米労働省が発表した8月雇用統計で失業率3.8%と前月から悪化したうえ、平均時給が前年同月比4.3%上昇と伸びが前月から鈍化したため、米FRBによる利上げ停止観測が浮上し米長期金利は一時低下、金は堅調な動きを見せた。しかし、その後、米サプライ管理協会が発表した8月の米製造業購買担当者景況指数(PMI)が市場予想を上回る結果となったため、米長期金利は上昇し、金は上値を削る展開となった。 1日のプラチナ相場は続落。NY先物市場10月限は前営業日比5.7ドル安の968.70ドルで取引を終了した。 1日の銀相場は大幅続落。NY先物市場12月限は前営業日比0.25ドル安の24.562ドル。米サプライ協会が発表した8月の米製造業購買担当者景況指数(PMI)が市場予想を上回る結果となり、米長期金利が上昇したため、金利を生まない資産である銀は値を下げた。

2023年9月4日更新

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