12月27日の金価格・金価格動向

金小売り価格 10,475円/g

昨日のニューヨーク貴金属市場の金は続伸。この日はクリスマス連休の翌日で市場参加者が少なく、閑散商い。このところ、インフレの低下基調を示す統計が相次いだことを受け、市場では米連邦準備制度理事会(FRB)が来春にも利下げを開始するとの見方が広がっており、ドルの軟調地合いを背景に割安感の生じた金は買われやすくなっている。ただ、金相場は月初に過去最高値を更新後、上値の重い展開。来年の利下げ幅を巡り、FRBと市場の想定が大きく乖離(かいり)していることから、年明け以降の経済指標の内容を見極めたいとの思惑が強く、材料の少ない年内はレンジ内取引にとどまるとの声が聞かれた。

2023年12月27日更新

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