2月9日の金価格・金価格動向

金小売り価格 5,041円/g

昨日のニューヨーク貴金属市場の金は上昇。米株価大幅上昇を受け金は買われた。朝方は軟調に推移。イングランド銀行(英中央銀行)は本日の政策決定会合で、金利を現行の0.50%に据え置いた一方、会合後に政策委員会が公表した声明で「より早期に一段の利上げが必要」と表明。これを受けて英国の長期金利が上昇し、米国の長期金利も追随して上昇したことが嫌気されて金は売られた。しかしその後は、米株価大幅下落を引き金に欧州各国の株価が下落したことを背景に投資家がリスク回避姿勢を強めたため、安全資産とされる金は買い戻された。ただ、上げ幅は限定的となった。一方、白金は下落。金の上昇に連動し買われる場面も見受けられた。しかし、米株価大幅下落を受け、白金需要の減少懸念から終盤にかけ軟調に推移した。

2018年2月9日更新

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