3月14日の金価格・金価格動向

金小売り価格 5,097円/g

昨日のニューヨーク貴金属市場の金は上昇。外為市場は1ドル=111円台前半で推移。英のEU離脱をめぐる不透明感が漂うなか、英政府とEUがまとめた離脱修正案を否決し、「合意なき離脱」の是非を問う採決も否決された。米では物価関連の指標を受け、早期利上げは見込めないとの見方が広がりドルは軟調に推移したものの大きな影響はみられなかった。NY金は上昇し約2週間ぶりの高値を付けた。さえない米経済指標を受けFRBの利上げに対する慎重な姿勢が改めて容認されたほか、英の欧州連合離脱をめぐる不透明感も安全資産としての金を買う動きにつながった。終値確定後の電子取引では1310ドルを回復する値動きとなっている。

2019年3月14日更新

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