4月19日の金価格・金価格動向

金小売り価格 8,967円/g

昨日のニューヨーク貴金属市場の金は反発。ロシアによるウクライナの軍事侵攻が始まってから間もなく2ヶ月となるが、停戦交渉にも目立った進展がない中、ウクライナ危機を背景に安全資産として金を買う流れが継続している。また、中国では新型コロナウイルスの感染拡大により、各地でロックダウン(都市封鎖)措置が導入されていて、これに伴い中国経済への先行き懸念が強まっていることも、金の押し上げ材料となり、反発した。ただ、心理的な節目となる2,000ドル付近では高値警戒感から相場の上値は重い展開となった。対ユーロでのドル高もドル建てで取引される金の割高感につながり、金の重荷となった。

2022年4月19日更新

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