6月30日の金価格・金価格動向

金小売り価格 8,849円/g

昨日のニューヨーク貴金属市場の金は続落。米連邦準備制度理事会(FRB)の金融引き締め政策に関心が集まる中、この日の外国為替市場では対ユーロでドルが上昇。ドル建てで取引される金の割高感が意識された。一方、米商務省が朝方発表した1~3月期の実質GDP(国内総生産)確定値は、季節調整済み年率換算で前期比1.6%減と、改定値の1.5%減から小幅に下方修正された。リセッション(景気後退)に陥るとの懸念から、安全資産として金に買いが入った。米長期金利の低下も金利を生まない資産である金の買いを支えた。

2022年6月30日更新

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