4月21日の金価格・金価格動向

金小売り価格 9,565円/g

昨日のニューヨーク貴金属市場の金は反発。この日朝方に発表された週間新規失業保険申請件数は24万5000件となり、2週連続で悪化した。4月の米フィラデルフィア連銀製造業景況指数もマイナス31.3となり、前月から低下し、市場予想も下回った。加えて、米民間有力調査機関コンファレンス・ボード発表の3月の景気先行指標総合指数は前月から1.2%低下した。一連の米経済指標や雇用関連指標が低調な内容だったことから、米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げ停止が近いとの見方が改めて強まった。指標発表を受け米長期金利は低下。金利を生まない資産である金相場は買いが優勢となった。

2023年4月21日更新

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