6月12日の金価格・金価格動向

金小売り価格 9,716円/g

先週末のニューヨーク貴金属市場の金は反落。新規の手掛かり材料難の中、前日の上げの反動から利益確定や持ち高調整の売りが先行。相場は一時1970ドル割れを試したが、安値拾いの買いや週末要因の買いが入りやすく、下値は限定的だった。米連邦準備制度理事会(FRB)の金融政策会合を来週13~14日に控え、利上げ見送りが有力視されていることが、利子を生まない資産である金の支援要因。金の保有に伴う機会費用の損失が和らぐとの期待が売りを抑えたもようだ。

2023年6月12日更新

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