6月14日の金価格・金価格動向

金小売り価格 9,691円/g

昨日のニューヨーク貴金属市場の金は反発。米労働省が発表した5月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比4.0%上昇と、伸び率は11カ月連続で鈍化し、市場予想も下回った。ただ、変動の激しい食品とエネルギーを除いたコア指数は5.3%上昇と、4月からは鈍化したものの、高止まりした。カナダ中央銀行などが先週に利上げに踏み切ったことも重なり、米連邦準備制度理事会(FRB)が、14日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で利上げを一時停止した後、7月には再び利上げに動くとの見方が再燃し、米長期金利が上昇。金利を生まない資産である金の投資妙味が薄れた。

2023年6月14日更新

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