8月8日の金価格・金価格動向

金小売り価格 9,832円/g

昨日のニューヨーク貴金属市場の金は反落。米連邦準備制度理事会(FRB)のボウマン理事は7日、インフレがなお目標の2%を大幅に上回り、労働市場が依然としてタイトな状況を踏まえて、「追加利上げが必要になる可能性がある」との予想を示した。利上げ警戒感と米長期金利の上昇が利子の付かない資産である金の重しとなり、相場はほぼ終日、小幅マイナス圏で推移した。一方、7日付の米紙ニューヨーク・タイムズ(NYT)によると、ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁は2日に実施した同紙のインタビューで、FRBがインフレ鈍化を確認できれば、「来年にも名目金利を引き下げることが自然だ」として、利下げに踏み切る可能性を示唆した。

2023年8月8日更新

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