1月11日の金価格・金価格動向

金小売り価格 10,490円/g

昨日のニューヨーク貴金属市場の金は続落。ニューヨーク連邦準備銀行が前日公表した昨年12月の消費者調査では、1年先の期待インフレ率が3.01%と、3年ぶりの低水準を記録。これが利回りを生まない金への資金流入を後押しし、朝方にかけて買いが先行した。 しかし、米労働省が週内に発表を予定する12月の消費者物価指数(CPI)と卸売物価指数(PPI)を前に、その後は横ばい圏でもみ合い。両統計がインフレの高止まりを示唆する結果となれば、連邦準備制度理事会(FRB)の利下げ開始時期が想定より後ずれするとの警戒感がくすぶり、金相場の上値は重くなった。

2024年1月11日更新

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