1月23日の金価格・金価格動向

金小売り価格 10,645円/g

昨日のニューヨーク貴金属市場の金は反落。堅調な米経済指標や米連邦準備制度理事会(FRB)高官の利下げけん制発言も相次ぎ、米国が3月にも利下げに踏み切るとの市場の期待が後退。金は売り地合いが続いている。市場関係者からは、米株高で投資家のリスク回避姿勢が後退し、安全資産としての金の投資妙味が薄れたとの声が聞かれた。テクニカルな売りも金相場を圧迫したという。米民間有力調査会社コンファレンス・ボードが発表した昨年12月の景気先行指数は103.1と、前月から0.1%低下。市場予想(ロイター通信調べ)の0.3%低下を上回る内容となったが、相場の反応は限定的だった。

2024年1月23日更新

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