9月1日の金価格・金価格動向

金小売り価格 8,476円/g

昨日のニューヨーク貴金属市場の金は続落。世界的な高インフレ対策として各国の中央銀行が利上げせざるを得ないという状況下、米長期金利の上昇が相場の下押し材料となった。前週末に開催された国際シンポジウムでパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長が積極的な金融引き締め政策継続の必要性を表明したことを受けて、一部の専門家は年末までに1オンス=1600ドル近くまで下落する可能性もあると考える。一方、この日の外国為替市場では対ユーロでドルが下落。ドル建て商品である金塊の割安感から買い戻しが入り、下げ幅は限定的だった。

2022年9月1日更新

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