5月10日の金価格・金価格動向

金小売り価格 4,950円/g

昨日のニューヨーク貴金属市場の金は小反発。ここ数日の米中貿易協議の行方に対する警戒感から、投資家のリスク回避姿勢が強まっており、この日も欧米株価が大幅に下げたことで安全資産としての金買いが活発化。ドル安・ユーロ高の先行に伴い、割安感も寄与し、一時1289.20ドルまで上昇した。ただ、利益確定やポジション調整の売りに押されて上げ幅を縮小。加えて、トランプ米大統領が中国の習近平国家主席から書簡を受け取ったことを明らかにし、今週中の貿易協議合意に期待感を示したことを受け、投資家の過度な警戒感が和らいだと見られる。一方、白金は3日連続の下落となった。

2019年5月10日更新

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