4月12日の金価格・金価格動向

金小売り価格 8,691円/g

昨日のニューヨーク貴金属市場の金は続伸。3月の米消費者物価指数(CPI)の発表を12日に控え、ウクライナ危機に伴う対ロシア制裁を受けたエネルギー高騰が足元のインフレに拍車を掛けるとの懸念が台頭。旺盛なインフレヘッジ需要を受けて買いが膨らみ、相場は一時1974.60ドルまで上昇した。ただ、買い一巡後は利益確定の売りに上げ幅をほぼ一掃。米連邦準備制度理事会(FRB)による大幅利上げ観測を背景に米長期金利が上昇する中、金利を生まない資産である金に売り圧力がかかった。

2022年4月12日更新

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