6月3日の金価格・金価格動向

金小売り価格 8,633円/g

昨日のニューヨーク貴金属市場の金は続伸。米長期金利が低下し、ドルが対ユーロで下落。ドル建てで取引される金塊の割安感が生じ、買いが集中した。また、米民間雇用サービス会社ADPが朝方に全米雇用報告を発表。5月の非農業部門の民間就業者数が市場予想を下回っていたことが米経済減速への警戒感を強め、安全資産としての金の買いの支えとなった。3日には、投資家が注目する米雇用統計が発表される。非農業者部門就業者数は、米連邦準備制度理事会(FRB)の今後の利上げペースを占う上で、重要な手掛かりとなる。

2022年6月3日更新

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