3月23日の金価格・金価格動向

金小売り価格 4,906円/g

昨日のニューヨーク貴金属市場の金は上昇。米株価大幅下落を受け金は買われた。前日の取引終了後に米連邦準備制度理事会(FRB)が連邦公開市場委員会(FOMC)終了後に公表した金利見通しで、今年の利上げ想定回数を3回と据え置いたほか、パウエルFRB議長の定例会見が予想されたほどタカ派的でなかったことから、金利の付かない金の買いが膨らんだ買いが、本日も継続。加えて、米中間の貿易摩擦激化に対する懸念が再燃し、投資家がリスク回避姿勢を強めたことから米株価が急落したことから金は買われた。ただ、買い一巡後は利益確定の売りに押され、終盤、上げ幅は限定的となった。一方。白金は下落。朝方は金の上昇に連動し買われた。しかし、米株価大幅下落に伴う売りに押され上げ幅を縮小し、終盤にかけ小幅高で引けた。

2018年3月23日更新

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